キャンピングカーステーションのブログです。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
昨日ご紹介した「土炉子(どろんこ)」で近くの温泉を尋ねてみたところ、5分ぐらいのところにあるというので行くことにしました。
旅行で走っていると温泉の場所を知らせる看板がけっこう目に飛び込んでくるのですが、初めて行く土地だとわかりやすい地図でも書いてないと、ほとんどスルーしてしまうのが現状です。
着いた温泉は来るときに看板があるのを見かけていたところで、そのときは文字だけで地図もなにもない看板だと思っていたら、宣伝の看板ではなくて、正にそこに温泉があることを告げるものでした。
それぞれ4・5人しか入れない小さな温泉でしたが、源泉かけ流しの日帰り温泉です。
しかも料金は300円と、とてもリーズナブル。
温泉に入る前に貼ってあった掲示物を読んだら非常に興味深いことがわかりました。
●地元で建設会社を営む方(以下、社長さん)が、資材置き場の敷地に社屋を移転しようと融雪用の地下水を掘っていたら思いがけず湯脈を当てた。
●最初は近所の人たちに入ってもらっていたが、次第に利用者が増えたので、平成10年にいまの建物に立て替えた。
●温泉の名前は「郷の湯」。これは「町の人全員が故郷のように親しめる」温泉になって欲しいという社長さんの思いから、「下郷町」の名前からとってつけられたもの。
●近年、社長さんは郷の湯の向かいに農業用ハウスを建てて野菜作りを始めた。これは建設業が公共事業の削減で思わしくないため、農業に挑戦しようと考えたため。この初めての農業を支えるのが郷の湯のお客さんたち。入浴がてらハウスの様子を伺いにやってきては農業の指導をしていく。みんなに楽しんでもらえば十分と始めた温泉が、いつしか自分を支えてくれる人々との出会いを生み始めている-----。
私が温泉からあがってくると、休憩所にその社長さんがいました。いえ、正確には入る前からいたのですが、出てきて初めて気づきました。
初めはなんとなくテレビのバレーボールをいっしょに見ていたのですが、ちょっとしたことから、少しお話しをしました。
どちらかというと口ベタなカンジのする社長さんでしたが、地元のために自分ができることを、自分の範囲できちんとするという強さを持った人だと感じました。
(そういう話しをしたわけではなくて、これは話しながら私が感じたことです。話しをした内容というのはとても個人的なことです。)
そして黄色いプチトマトを2つもらいました。
入る前に記事を読んでいたので、たぶんこの社長さんが作ったのだろうと思いながら食べました。
折しも、温泉施設をさらに大きくしている工事の真っ最中でした。今月中には完成の予定とのこと。
建設会社を営んでいるからこそできることかもしれませんし、逆にそうだということだけでそう簡単にできることではないのかもしれません。
ただそういう社長さんのところに湧き出た「弥五島温泉」という小さな奇跡(ちょっと大袈裟?)みたいなものが、このままずっと続けばよいなぁと思いました。
弥五島温泉「郷の湯」
福島県南会津郡下郷町弥五島801
営業時間 12:00〜22:00
定休日 年中無休
アクセス 国道121号線沿い。弥五島郵便局の隣です。電飾看板がでています。
臨時休業があるかもしれないので、事前に確認することをオススメいたします!
(written by apple)
旅行で走っていると温泉の場所を知らせる看板がけっこう目に飛び込んでくるのですが、初めて行く土地だとわかりやすい地図でも書いてないと、ほとんどスルーしてしまうのが現状です。
着いた温泉は来るときに看板があるのを見かけていたところで、そのときは文字だけで地図もなにもない看板だと思っていたら、宣伝の看板ではなくて、正にそこに温泉があることを告げるものでした。
それぞれ4・5人しか入れない小さな温泉でしたが、源泉かけ流しの日帰り温泉です。
しかも料金は300円と、とてもリーズナブル。
温泉に入る前に貼ってあった掲示物を読んだら非常に興味深いことがわかりました。
●地元で建設会社を営む方(以下、社長さん)が、資材置き場の敷地に社屋を移転しようと融雪用の地下水を掘っていたら思いがけず湯脈を当てた。
●最初は近所の人たちに入ってもらっていたが、次第に利用者が増えたので、平成10年にいまの建物に立て替えた。
●温泉の名前は「郷の湯」。これは「町の人全員が故郷のように親しめる」温泉になって欲しいという社長さんの思いから、「下郷町」の名前からとってつけられたもの。
●近年、社長さんは郷の湯の向かいに農業用ハウスを建てて野菜作りを始めた。これは建設業が公共事業の削減で思わしくないため、農業に挑戦しようと考えたため。この初めての農業を支えるのが郷の湯のお客さんたち。入浴がてらハウスの様子を伺いにやってきては農業の指導をしていく。みんなに楽しんでもらえば十分と始めた温泉が、いつしか自分を支えてくれる人々との出会いを生み始めている-----。
私が温泉からあがってくると、休憩所にその社長さんがいました。いえ、正確には入る前からいたのですが、出てきて初めて気づきました。
初めはなんとなくテレビのバレーボールをいっしょに見ていたのですが、ちょっとしたことから、少しお話しをしました。
どちらかというと口ベタなカンジのする社長さんでしたが、地元のために自分ができることを、自分の範囲できちんとするという強さを持った人だと感じました。
(そういう話しをしたわけではなくて、これは話しながら私が感じたことです。話しをした内容というのはとても個人的なことです。)
そして黄色いプチトマトを2つもらいました。
入る前に記事を読んでいたので、たぶんこの社長さんが作ったのだろうと思いながら食べました。
折しも、温泉施設をさらに大きくしている工事の真っ最中でした。今月中には完成の予定とのこと。
建設会社を営んでいるからこそできることかもしれませんし、逆にそうだということだけでそう簡単にできることではないのかもしれません。
ただそういう社長さんのところに湧き出た「弥五島温泉」という小さな奇跡(ちょっと大袈裟?)みたいなものが、このままずっと続けばよいなぁと思いました。
弥五島温泉「郷の湯」
福島県南会津郡下郷町弥五島801
営業時間 12:00〜22:00
定休日 年中無休
アクセス 国道121号線沿い。弥五島郵便局の隣です。電飾看板がでています。
臨時休業があるかもしれないので、事前に確認することをオススメいたします!
(written by apple)
PR
この記事にコメントする
カウンター(2007年6月3日設置)
カレンダー
03 | 2024/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 |
カテゴリー
最新記事
(11/01)
(10/21)
(01/27)
(05/27)
(04/27)
最新コメント
[01/10 vzpduipwxz]
[11/23 jimkolhppa]
[05/16 Backlinks]
[01/18 ヨッシー]
[08/20 C.C.Sレンタルキャンピングカー函館店スタッフ]
最新トラックバック
ブログ内検索
アーカイブ
アクセス解析